HOME > お知らせ > 中期計画《シェア中期計画2023に向けて》
《シェア中期計画2023に向けて》
*******
シェアでは創設40周年を迎える2023年8月2日に向けて、中期計画を新たに策定することにしました。
今回の中期計画では、理念・使命の見直しに加え、過去の中期計画(2013年、2018年)の振り返りを行った上で、今後10年位の社会変化を見据え、2027年までのシェアの中期ビジョンを策定します。 尚、今回の取組みに際し、全役職員によるオンライン会議に使用する備品等に関し、積水ハウスマッチングプログラム様による助成をいただきました。改めて、厚くお礼申し上げます。 事務局長 八尋英昭 |
---|
【改定後の理念・使命(※未確定)】
1)アドバイザーの起用
中期計画策定についてノウハウを持つ人材が組織内にいないため、外部にアドバイザーをお願いすることにしました。どのような人にお願いするか、内部で議論の上、グローバルヘルスの専門家であり、シェアの会員でもある三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(MURC)ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部で部長Head, Center on Global Health Architectureの要職を務められている小柴巌和様にお願いしました。小柴様には中期計画の検討会議に随時ご出席いただき、様々なアドバイスをいただいております。
2022年12月17日の理事会において、理念・使命検討委員会による改定草案を了承しました。
Health for all!
シェアは、すべての人々が心身共に健康に暮らせる社会が実現することを目指しています。
Health for All!シェアは、すべての人々が健康に暮らせる世界の実現を目指します。
<改定理由>
・世界の健康に関する議論の潮流では、健康な状態とは、「心」と「身体」だけでないとの議論から「心身共に」を削除することにより、シンプルかつ包括的に「健康(な状態)」を明確化しました。
・「社会」では、時間的・空間的に限定された「社会」を表すと解釈される懸念があることから、「世界」に置き換えることにしました。
シェアは、厳しい境遇にある住民が自ら健康を改善することを、側面から支援します。また、シェアは、貧富の差や不公正を解消するために私たちに何ができるかを、日本社会に問いかけていきます。
シェアは、困難な状況にある人々が自ら健康を改善することを支援します。また、シェアは、格差や不公正を解消するために、共に考え行動し、世界に働きかけていきます。
<改定理由>
・「厳しい境遇にある」については、「境遇」という言葉が「生い立ち」等の特定の環境を想起させる懸 念があるため、より広く、「困難な状況にある」と言い換えました。また、「住民」も理念で使われて いる「人々」としました。
・現在問題となっている差別は「貧富の差」だけではないので、シンプルに「格差」としました。「私たちに何ができるかを、日本社会に問いかけ」については、「シェアが問いかける」だけでなく、シェアの事業の裨益者やカウンターパート等のステークホルダーと「共に考え行動」することの趣旨を明確にしました。また、「問いかける」だけでなく、より広い概念の「働きかける」を採用し、かつ、その対象も「日本社会」だけでなく、「世界」としました。
今後4年間を想定した上で以下5つの重点取組(仮)を考えています。これらの中期ビジョン~重点取組における具体的な施策等については、引続き、様々な方のご意見をいただきながら検討を続けてまいりますので、今後更なる修正、変更の可能性がありますこと、ご留意ください。
2023年8月2日の創立40周年の日近辺に開催する記念イベントにおいて、完成した中期計画のお披露目を行う予定です。これからのシェアに益々ご期待ください。
COPYRIGHT © SHARE ALL RIGHTS RESERVED.