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2024「冬の募金」キャンペーン!

キャンペーン

2024「冬の募金」キャンペーン!

あなたのご寄付の先にいる母と子のことを想像してください。

シェアが毎年の年末年始にお願いしている「冬の募金」。
シェアにいただくご寄付の先には、
例えば、お粥だけで赤ちゃんを育てているカンボジアのお母さんがいます。
三番目の子どもを自宅出産で亡くしてしまった、東ティモールのお母さんがいます。
発達障害の子どもを、言葉が通じない日本で育てているお母さんがいます。

「冬の募金」は、そんな困難な状況にある母と子とあなたを繋げます。
どうかその繋がりに想いを馳せてください。
そしてこの冬も、彼らを支援するシェアの取り組みに
あたたかいご寄付をよろしくお願いします。

あなたのあたたかい気持ちが、こんな母と子につながりますように。

カンボジア

母乳の代わりは白米のおかゆ。重度の低体重だと、初参加の健診でわかりました。
(1 歳の子どもマンタちゃんのお母さん)

カンボジアのプルー村に住むマンタちゃんは2023 年5 月に生まれました。家族は借りた田んぼで貧しい生活を送っています。マンタちゃんのお母さんは、段々母乳の出が悪くなりましたが、粉ミルクを飲ませることを知らず、マンタちゃんに、白米だけのおかゆを与えていました。そんな中、シェアが行っている健康診断に初めて参加し、その時にマンタちゃんが重度の低体重であることがわかりました。村の保健センタースタッフや女性子ども委員が月齢に応じた食事の与え方を教え、また栄養補助食の提供などを行った結果、マンタちゃんは重度の栄養不良から抜け出すことができました。

村の女性こども委員による離乳食教室

東ティモール

自宅分娩で3番目の子を亡くしたが、4人目の子はヘルスポスト*1で安全に出産しました。
(バルアナ集落の産婦ケトゥラさん)

昨年、逆子出産で手当の遅れから子を失ったケトゥラさんは、いま4 人目の赤ちゃんを胸に抱いています。ケトゥラさんの住んでいるバルアナ集落は、ヘルスポストまで歩いて1 時間半。それに満潮になると道が海の下に沈むので子どもは自宅で産むのが当たり前で、施設出産の方が安全だとこれまで知りませんでした。でも、自宅分娩で3 番目の子を亡くしたあと、集落の保健ボランティアが訪ねてきて妊娠中の危険な兆候について教えてくれました。その後、ケトゥラさんは、新たに生まれてくる赤ちゃんのために、遠くても、道が悪くても、すべての妊婦健診を受けてヘルスポストで安全に出産することを選びました。

医療従事者が参加している、シェアの出産介助研修

*1 ヘルスポスト:特に農村部や僻地で、基本的な保健医療サービス及び病気の予防や母子保健を提供する小規模な診療所です。

日本

「大丈夫」という言葉の奥にある本当の気持ちに気づいてくれました。
(日本で発達に課題がある子どもを育ているメアリーさん)

保育園に通う子どもがいるメアリーさんは、日本語がうまく話せません。ある日、保育士は子どもの発達が気になり、メアリーさんに伝えましたが、メアリーさんは“大丈夫”と話すのみでした。自分の子どもの発達に関心がないなと保育士は思い、保健センター*2の保健師に相談しました。保健師は、子どもの状態を伝え、親の思いも聴いていくため、シェアに医療通訳を依頼しました。医療通訳者を通して、メアリーさんと話したところ、実は子どもの発達を心配し、色々工夫していることが分かりました。通訳を介してお互いに理解が深まった保育士とメアリーさんは、その後、子どもの様子や接し方などを共有していき、子どもの成長もみられるようになりました。

シェアが行っている医療通訳者の研修

Donation

シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。