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(認定)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会 シェアは、保健医療を中心として国際協力活動を行っている民間団体(NGO)です。

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2020年の成果と2021年活動計画

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新型コロナの影響を受けつつも、医療者の技術指導や住民への保健教育を進めた2年目

事業が2年目を迎えた2020年は世界的な新型コロナウイルス感染症の蔓延と東ティモール政府による非常事態宣言発令に伴い、活動時期の変更や在宅勤務を余儀なくされました。活動が縮小していた間は、県保健局による感染防止の啓発活動(リーフレット配布、保健情報提供)などをサポートし、8月以降は概ね通常の活動に戻りました。



1.船頭が守る「保健の船」

3月には「保健の船」が進水式を終えてアタウロ島で移動診療などへ使用を開始しました。この船は、船頭が管理や修繕を行います。エンジンの定期点検や部品の交換をできるよう研修も実施しました。船頭は、海が荒れている日には船の近くで寝泊まりするほど、自らが船を守っていくという責任感に満ち溢れています。

写真:船底の修繕をする船頭



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2.予防接種の技術を高める研修を実施

助産師や看護師など医療者70名に対して、国立保健研修機関と協力し、医療施設や移動診療などの現場で、予防接種と患者応対の技術指導を行いました。また、保健省や県保健局の担当官が、管内の保健センターやヘルスポストを訪問し、予防接種などのサービスが適切に実施されているか助言と指導をおこなう活動をサポートしました(アタウロ郡で3回、メティナロ郡で2回)。

写真:幼児の腕を測定し栄養状態を測る保健スタッフ



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3.保健ボランティアによる住民への保健教育を実施

保健ボランティアに対する保健学習会では、住民に予防接種、妊娠・出産、栄養についての知識や情報を伝えるため、視覚教材の使い方を学びました。学習会で学んだことを活かし、保健センターによる移動診療の場で、保健ボランティアが住民に保健教育を行う活動も、アタウロ郡、メティナロ郡でそれぞれ3回実施できました。

写真:保健ボランティアによる住民への保健教育



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4.事業開始から2年~現場の当事者が意識をもって取り組む

2020年も終わりの頃になり、アタウロ保健センターの主任看護師が管内で行われた移動診療の際に、自発的に予防接種の打ち方を助産師に指導している姿を見ることができました。シェアとともに2年間を歩んできたことで、保健医療サービスの課題を認識し、率先して取り組もうとする意識のあらわれだと感じられます。

写真:移動診療で診察を行う医師と看護師



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活動計画

事業も最終年度に! これまでの取り組みが現場で定着するように

プロジェクト最終年度はこれまで取り組んできたことが、より定着するよう働きかけていきます。助産師や看護師による予防接種の記録や管理が、一定のレベルに達していない者もおり、引き続き現場レベルで指導を行います。保健センターによる移動診療は計画とその実施が課題です。保健ボランティアによる保健教育も、主体的に継続実施できるよう図ります。。

私たちだけでは活動の継続ができません。皆さまのご協力やご支援が必要です。

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事業運営体制

運営体制
東京事業担当1.5名(フルタイム1、パート0.5)、現地代表1名、プロジェクト・コーディネーター1名、ローカルスタッフ15名、事業アドバイザー7名、インターン1名

予算規模
年間事業費   収入 約4,990万円  支出 約5,330万円  増減 △約340万円

主要な支援者・ドナー・財源

外務省(日本NGO連携無償資金協力)

(公財)かめのり財団

(公財)ベルマーク教育助成財団

(公財)毎日新聞社東京社会事業団

※2020年度に10 万円以上の活動資金をご支援いただいた団体
寄付・募金:シェアは認定NPOです。皆様からの寄付は控除の対象となります。
  • 保健医療支援をお願いします

  • 継続した支援が必要です

  • 皆で集めて寄付!

  • 古本が寄付になる!