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(認定)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会 シェアは、保健医療を中心として国際協力活動を行っている民間団体(NGO)です。

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国情報・保健指標

東ティモール

国情報

東ティモール民主共和国。通称、東ティモールは東南アジアに位置する国家です。 気候は、熱帯モンスーン気候に属し、雨季と乾季の区別があります。21世紀になってから誕生した比較的新しい国で、インドネシアの占領から独立し2002年5月に主権を回復しました。

日本との時差はなく、コーヒー産業が盛んで日本にも輸出されています。その他の産業には石油や天然ガスなどがあります。東ティモールは、18歳未満の人口が全人口の45%(※1)と子どもが多い国ですが、貧困層も多く(※2)、国連で開発途上国の中でも特に開発が遅れている国である後発開発途上国の一つに数えられています。

シェアでは1999年から東ティモールで活動をしています。


(※1)18歳未満の人口57.1万人。5歳未満の人口16.9万人。総人口126.8万人。出典:『ユニセフ世界子供白書2019』より (※2)健康、教育、所得に関して世帯レベルの貧困の程度を表す多次元貧困指数(MPI:Multidimensional Poverty Index)があり、「多次元貧困」状態にあると認定された国民の割合が45.8%。出典:『UNDP 人間開発計画書2019』より
首都ディリ
面積約1.49万㎢(東京、千葉、埼玉、神奈川の合計面積とほぼ同じ)
人口約126.8万人
言語公用語:テトゥン語及びポルトガル語
実用語:インドネシア語及び英語、地方語:30以上
宗教キリスト教:99.1%(大半がカトリック)、イスラム教:0.79%
通貨米ドル(1米ドル以下は独自の「センタボ(centavo)」貨(米セントと同価))

出典:外務省 東ティモール共和国の基礎データ(一般事情)より
ただし「人口」は『ユニセフ世界子供白書2019』より


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写真(左):エルメラ県レテフォホ郡
写真(中):コーヒー農家とシェアのスタッフ 写真(右):シェアで販売する東ティモールコーヒー(アタウロの海を背景に)


東ティモールの活動 「SHAREは目指しています。全ての人が健康に暮らせる世界を。」



保健指標

東ティモールでは、死因の1位が結核(11.2%)、2位が肺炎などの下気道感染症(10.4%)、6位が下痢性疾患(3.8%)と感染症が多くなっています。また、死因の五位が出生時仮死など(5.1%)、7位が早産の合併症(3.7%)、9位が新生児の敗血症・感染症 (2.7%)と新生児死亡のリスクとなっています。

死因トップ10

・1位 :結核(11.2%)
・2位 :下気道感染症(10.4%)
・3位 :虚血性心疾患(8.6%)
・4位 :脳卒中(7.1%)
・5位 :出生時仮死・出生時外傷(5.1%)
・6位 :下痢症(3.8%)
・7位 :早産の合併症(3.7%)
・8位 :交通事故(3.4%)
・9位 :新生児の敗血症・感染症(2.7%)
・10位:肺がん(2.3%)
出典:「WHO statistical profile: Timor-Leste」より

これらの感染症や出産時のリスクは、予防可能もしくは治療法が分かっている疾患にも関わらず、東ティモールでは多くの子どもや住民が亡くなっています。
その一因には、医療施設へのアクセスが困難な地域の存在や妊婦健診・施設分娩・子どもの予防接種といった母子保健サービスの利用が進んでいないことなどが挙げられます。
参考文献:SHAREホームページ 基本知識「国際保健」 より


基本となる保健指標

東ティモールの出生時平均余命は69年で、世界の出生時平均余命の72年と比較しても短くなっています。これは、乳幼児の死亡率や、妊産婦の死亡率が高いことが一因となっています。 東ティモールの女性が生涯産む子どもの数は平均4.0人と世界の平均2.5人と比較しても多くなっています。その結果、妊娠や出産時の感染症や合併症の罹患リスクも増加します。


保健指標
東ティモール
日本
出生時平均余命(年)
69
84
5歳未満児死亡率(出生千人あたり)
46
2
乳幼児死亡率(出生千人あたり)
39
2
5歳未満児の発育阻害の割合(%)
51
7(※3)
合計特殊出生率
女性が生涯に産む子どもの数の平均(人)
4.0
1.4
妊産婦死亡率(出生10万人あたり)
142
5
熟練介助者立ち合い出産の割合(%)
56.7
99.9

出典:『ユニセフ世界子供白書2019』より
ただし「妊産婦死亡率」及び「熟練介助者立ち合い出産割合」は、WHO『The Global Health Observatory』より
(※3)日本のデータは調査時よりも以前のものを用いています


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写真:東ティモールの子どもたち

東ティモールの活動 「SHAREは目指しています。全ての人が健康に暮らせる世界を。」



医療施設の数

東ティモールでは2002年の独立後、医療施設を整備してきました。シェアの活動で主に対象とする、プライマリヘルスケア・レベルの医療施設には、ヘルスポストと保健センターがあります。

ヘルスポストは、医者と看護師が一人ずつ配置され、治療および予防サービスを提供します。

保健センターは、ヘルスポストよりも高いレベルのサービスを提供します。ヘルスポストより幅広いスタッフを擁し、ヘルスポストに技術的および管理的なサポートを提供します。また、ヘルスポストの無い地域に移動診療や健診のサービスを提供します。

病院は、二次・三次医療や専門家による医療を提供します。救急医療や入院施設が設置されています。


公立施設
私立施設
ヘルスポスト
193
0
保健センター
66
26
病院
6
0
合計
265
26

出典:東ティモール保健省 『National Health Sector Strategic Plan 2011-2030』より


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写真(左):保健センター(ディリ県メティナロ郡) 写真(中):ヘルスポストの待合(ディリ県アタウロ郡) 写真(右):移動診療・健診(ディリ県メティナロ郡)

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