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(速報)カンボジア・タイ国境の紛争再燃についてと日本人駐在員の避難に関して

お知らせ

いつもシェアにご支援いただきありがとうございます。

昨年8月に停戦となりましたカンボジアとタイの国境の紛争について、今月から再度戦闘が再開されました。その影響がプロジェクト地の近くにも及んだことを受け、現地日本人駐在員2名を首都プノンペンに一時避難させることを決定いたしました。また現地スタッフについても、出勤見合わせと自宅待機の措置をとることを決定しました。

外務省ホームページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/pageit_000001_00036.html

海外安全ホームページ: 危険情報詳細
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2025T074.html#ad-image-0

今後につきましては、駐在員とローカルスタッフの安全を最優先としつつ、安全配慮に万全を期して業務にあたる所存です。また状況が急変した際には、プロジェクトの一時中断、駐在員のプロジェクト地からの退避及びローカルスタッフの現実的な安全確保を含めた安全対策を実施する予定としております。

今後とも、シェアの活動をご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会
代表理事 仲佐 保 

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2025.12.12.14:00更新

タイ・カンボジア国境紛争の影響が、私たちの活動地域でも深刻化しています。クーレン郡では避難者対応が最優先となり、予定していたトレーニングは急遽延期となりました。避難場所はすでに不足し、市内での受け入れも検討されるほど逼迫しています。

プレアビヒア州都では、タイ軍戦闘機が上空を飛行したとの情報が入り、現地スタッフが最も恐怖を感じた場面でした。さらに、タイ軍がクラスター弾を使用した可能性が報じられ、未爆弾の危険性も懸念されています。

州リファラル病院は負傷者の受け入れを開始し、事務所前の道路では救急車が絶え間なく行き交っています。地元住民もスタッフも動揺が隠せず、心理的ストレスが大きくなっています。

一日も早い事態の沈静化と、地域に平穏が戻ることを心から願っています。

特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会
カンボジア現地代表 上倉 多恵 / 駐在員 菅原 直子

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シェア、カンボジアでの国際保健活動についてはこちらからご覧ください。
https://share.or.jp/activity/globalhealth/cambodia.html

Donation

シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。