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【緊急支援】カンボジア・タイ国境紛争 カンボジア避難民支援

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【緊急支援】カンボジア・タイ国境紛争 カンボジア避難民支援

カンボジアとタイ国境で武力衝突が激化しています。カンボジアでは、タイと国境を接するカンボジア北部及び西部を中心に、2025年12月21日時点で52万人以上が避難する深刻な人道危機が発生しています。住宅や学校など民間施設の被害も拡大し、食料や衛生用品が不足しています。シェアカンボジア事務所では、支援物資の配布を中心とした緊急支援準備を進めています。

カンボジア・タイ国境地域で拡大する人道危機と緊急支援開始

2025年12月中旬以降、カンボジアとタイの国境地域において武力衝突が激化し、カンボジアとタイが国境を接するカンボジア北部及び西部を中心に深刻な人道危機が生じています。政府および報道によると、これまでに多数の死傷者が出ており、52万人以上の住民が避難を余儀なくされています。住宅や学校、保健施設、パゴダなど民間施設への被害も相次ぎ、地域社会の基盤が大きく損なわれています。

特にプレアビヒア州、ウドーミエンチェイ州、バンテアイミエンチェイ州などでは、砲撃や空爆、ドローンによる攻撃が報告されており、幹線道路や橋梁の破壊により、避難や支援物資の輸送が困難な状況となっています。多くの避難者は、親族宅やパゴダなどで不安定な生活を強いられており、食料、飲料水、衛生用品などの不足が深刻化しています。

当会(シェア=国際保健協力市民の会)は、現地事務所およびスタッフの安全を最優先とし、国境に近い地域での通常事業を一時停止しています。一方で、長年連携してきた現地パートナーや地域組織(自治体の女性子ども委員会等)を通じて、避難世帯数や緊急ニーズの把握を進め、保健・衛生(WASH)を中心とした緊急人道支援の実施に向けた準備を行っています。

こうした支援を迅速かつ確実に届けるためには、皆さまからのご支援が不可欠です。集まったご寄付は、避難生活を送る人びとの命と健康を守るため、衛生用品や生活必需品の提供、地域レベルでの支援活動に大切に活用させていただきます。

当会は引き続き、現地の安全状況を慎重に見極めながら、被災した人びとの尊厳ある生活を支えるため、国内外の関係機関と連携し、人道支援に取り組んでまいります。

カンボジアの人びとへの温かいご支援・ご協力を、心よりお願い申し上げます。

シェアの活動地域


シェアはタイとラオスに国境を接するプレアビヒア州の4つの郡(紫ハイライト)を対象に活動中

活動内容

・衛生用品や生活必需品の支援
・地元当局(保健センター、自治体女性子ども委員や村の保健ボランティア)を通じ
た保健衛生支援活動

寄付金の使い道について

皆様からいただいたご寄付は、カンボジア・タイ国境地域の紛争で支援を必要している避難民の方々への支援活動及び支援調整費に使わせていただきます。

Donation

シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。