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【東ティモール事業ブログ】お釣りがキャンディー?東ティモールのリアルなお金事情

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【東ティモール事業ブログ】お釣りがキャンディー?東ティモールのリアルなお金事情

日本の皆様こんにちは。東ティモール駐在員の深堀です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はへび(巳)年!!巳といえばお金…ということで、今月は東ティモールのお金事情についてお伝えします。
今年もお金に困らない1年にしたいものですね… 

現在の東ティモールは米ドルが使われている!

東ティモールのお金事情の変遷をみましょう。

物々交換→インドネシアルピアと変わり、現在は米ドルの使用となっています。

新札は怪しまれる… 

今はもう流通していないのですが、2010年当時は、1ドル紙幣を使うことができました。当時あった1ドル以下のお金は50セント、25セント、10セント、5セント。25セント以下はほぼ出回っていないので、おつりはお菓子で返されていました(これは今もそうだけど)。

<キオスクでのお釣りはお菓子>

1ドル紙幣もぼっろぼろのやつ…。長い歴史を越えてきたのだね…となんだかしみじみしてしまうくらい、本当にボロボロでした。
なぜなら皆お財布を使っていなかったから。もらったお金はぐしゃっと丸めてポケットにポイッ。それが恰好いいとする男性たち。女性たちは野菜を買いに外に出るときはそのまま手に持つか、ヤシで編まれた入れ物に入れていたなぁ…。現在首都ディリでは皆さんきれいなお財布をお持ちです。
なので日本人が旅行などで東ティモールに来た際、換金してきたきれいなお札を出すと怪しまれる、怪しまれる…透かして見たり、こすってみたり。このきれいさが本当なのよ?と言いたくなるくらいです。
ちなみに今でも2016年以前のお札(旧デザインの米ドル紙幣)は使えないので、東ティモールに渡航の際はご注意ください!

両替・キャッシング・クレジットカード事情

日本円やインドネシアルピアからの両替をできないことはありません。銀行前に立っているお兄ちゃんたちが「両替できるよ~」と呼び込みをしているので…、でも怪しい。なので必ず日本や経由地で米ドルに両替するのがおすすめ。
東ティモールには、オーストラリア、ポルトガル、インドネシアの銀行が入っており、ATMがある銀行もあるので、キャッシングはできないこともないです。ただ、電力が安定していないので、途中で停電してしまいカードが出てこなくなっちゃったという話も聞いたことがあるので、やっぱり両替してきた方が良いかと思います😢
クレジットカードは、最近は大型スーパーやデパートでは使うことができます。ちょっと良い服とか、誰かへのプレゼントとか、いつもの買い物も、手数料が気にならなければ普通に使えます♪

遂に東ティモール独自の硬貨が発行!

ボロボロ紙幣から変化が起き始めたのは2013年のことです。東ティモール独自の硬貨(100 Centavos(センタボ)=1ドルと同じ価値)が発行されました!硬貨にはいろんな絵柄が書かれており、東ティモールが何を推しているかわかるのが楽しいです。

これら硬貨は東ティモールでの製造ではなく、ポルトガルで製造されています。製造国が違ったり外貨を採用することは経済規模が小さい国や地域、特に開発途上国では一般的なのですね…。東ティモールにいらした際は硬貨の柄チェックをしてみてください♪

おまけ ~東ティモールにお年玉はあるか…?~

お年玉文化は、地方の知り合いに聞くと「そんなものはない」との回答でした。でも首都ディリ在住シェアスタッフは「最近あげ始めた」との事。祖父母からはないけれど、年始に自分の子どもに物を買ってあげる、または15歳以上の子どもであれば20ドルくらいを渡してあげるそうです。

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