【ブログ】2023年4月20日、東ティモールで金環皆既日食が見られました!
こんにちは!東ティモール事務所現地代表の巣内です。
今月は4月にあった東ティモールでの金環皆既日食の様子をレポートします。
日食としては70年ぶり、金環皆既日食としては1000年ぶりに東ティモールで観察できるという情報もあり、国全体が良い意味でも悪い意味でも振り回されていました。実は日食前日に警察が道路を封鎖すると通知があったのですが、政府がそれを否定したため、警察も通知を取り消すドタバタ劇がありました。シェアスタッフも道路封鎖に慄いていましたが、最終的には当日通常通り出勤しました。

数日前から新聞やテレビで報道があり、国民に対しパニックにならないようと注意喚起がされていました。スーパーでは日食メガネも販売され、私も購入して準備万端でした。東ティモールの東部では100%の皆既日食が見られるとあって観光客も来ていました。
11時40分過ぎ、日食メガネで見ると、太陽の左上の方から欠け始めました。慌ててみんなで外に出て、各々に太陽を見ました。ランチ中もテレビで日食のライブ放送があり、ロスパロスでの観光客や気象学者の解説の様子などを映していました。


13時も過ぎると太陽は半分以上隠され、下半分の三日月のような形になり、スタッフも月みたいだねと言っていました。そういえばアタウロでも見ているかと聞いてみると、日食メガネが無いから、バイクのヘルメットをしてるよと写真が送られました。

あたりは薄暗くなり、気温も体感で5℃くらい下がったようでした。太陽が遮られるだけでこんなにインパクトがあるのだと感じ、昔の人が太陽信仰をしていた気持ちが少しわかりました。
13:17がディリでの日食ピーク時でしたが、太陽は完全に隠れず、下の方が残っていました。そのまま月は東の方にズレていき、また太陽の形が元に戻っていきました。前日まで日食を怖がっていたスタッフも一連の光景に感動していました。


何十年に一回、1000年に一回という日食を見られたこともそうですが、スタッフと一緒に貴重な体験をしたことがとてもよい思い出になりました。次に東ティモールで見られるのは30年後。一生に一度の瞬間だったかもしれません。
金環皆既日食当日の様子を、東ティモール在住日本人の門上さんがロスパロス(東ティモール東部)で撮影されたものをYouTubeにあげているので、お時間のある方は是非ご覧ください。