【カンボジア事業ブログ】沖縄の大学生4名がシェアカンボジア事務所にやってきました!現場で学ぶ国際協力のリアル
こんにちは!カンボジア事務所現地代表の上倉です。
9月9日~10日、「Peace & Democracy 国際協力人材育成事業」の一環として、沖縄の大学生4名がシェアカンボジア事務所を訪れました。学生たちは現場での体験を通して、国際協力の現実や課題を肌で感じ、多くの学びを得ていきました。
まず、学生たちは乳幼児健診や離乳食教室に参加し、現地に根ざした支援の重要性を学びました。子どもたちと直接触れ合うことで、活動の意義を実感し、「教科書だけではわからない現場のリアル」を体感することができたようです。
また、病院やヘルスセンターを訪問し、現場の課題にも触れました。限られたベッドや冷房のない病室の状況に驚きつつ、人材や予算不足など、現地が抱える現実を学ぶ機会となりました。ちょうど国境紛争で負傷した兵士の方が患者として入院しており、学生たちは国境紛争が地域に与える影響を身近に感じ、医療現場の現実を体感していました。
事業スタッフのフンからポルポト政権時代の体験談を聞く時間もありました。フンが自身の辛い体験を率直に語る姿に、学生たちは深く感銘を受け、座学だけでは伝わらない当時の状況のリアルや、次の世代に伝えようとする意志の大切さを実感しました。
学生たちの学びを通して、シェアとしても現場体験の価値を改めて感じることができました。今回、学生の方々が参加してくださったシェアの活動を今後も継続するため、9月17日からクラウドファンディングを開始します。皆さまのご支援が、現地支援や次の世代の学びをさらに広げる力になります。ぜひ応援をお願いいたします。