【カンボジア事業ブログ】現地事務所に新プロジェクトマネージャーが着任しました!
みなさんチョムリアップスォ(こんにちわ)!
4月より、カンボジア事務所のプロジェクトマネージャーとして赴任いたしました菅原直子と申します。これまで10年以上にわたりシェア・カンボジアに多大な貢献をされてきたモーガン美恵子さんより、そのバトンを引き継がせていただきました。
モーガンさんは就任当初、「カンボジアというハエトリガミにとらわれたモーガンです」と自己紹介されるほど、カンボジアに魅了され、その地に深く根ざした活動をされてきた方です。その想いと姿勢に敬意を表しつつ、私も自分なりにこの国の魅力を引き出し、地域に寄り添った活動をしていきたいと考えています。
これまで私は、日本の病院に勤務する傍ら、主に災害発生時から中長期にわたる国際緊急支援活動に携わってきました。これまで派遣された国は、アジア、アフリカ、中東、カリブ海諸国など多岐にわたります。
カンボジアとは、十数年前にシェアのスタディツアーに参加した際に出会いました。そのとき、シェアの「地域に根ざした持続的な支援のあり方」に強く感銘を受け、「いつか自分もこうした活動に関わりたい」と願うようになりました。
そして今年、60歳を迎える節目に早期退職を決意し、念願だったシェアに入職いたしました。
4月中旬からはカンボジア北部プレアビヒア州で勤務しています。現在はクメール語の習得に苦戦していますが、子どもの栄養改善プロジェクトの方は順調に進んでいます。これまでの支援活動においても、緊急期であっても地域のボランティアと協働しながら、健康増進や予防活動に取り組んできた経験が、今回のプロジェクトにも活かされていると感じています。
6月後半からは、カンボジア人スタッフと共にエンドライン調査のため、各地の村々を訪問しています。現在は雨季の真っただ中で田植えの時期ということもあり、調査対象の養育者や妊婦さんを見つけるのに一苦労しています。
このエンドライン調査の様子については、次回のブログで詳しくご紹介する予定です。ぜひ楽しみにお待ちいただければ幸いです。
カンボジア事務所
プロジェクトマネージャー 菅原