現地スタッフネローとスレイロスの紹介
皆様こんにちは!
東京事務所インターンの今泉です。
今回のブログでは、新しく現地事務所に入ったカンボジア人スタッフのネローとスレイロスのお二人について紹介させていただきます。
二人にそれぞれ自己紹介、これまでの経歴、SHAREでのお仕事についてお話を伺いました。
シェア事務所の前で
こんにちは!私の名前はNeakrot Hunです。24歳で、カンボジアのプレアヴィヒア州にある地元に住んでいます。家族は6人で、姉が1人、兄が2人います。
ネローの休日の写真
2017年にプレアヴィヒア州で高校を卒業した後、プノンペンの大学に進学しました。大学選びと専攻の選択は非常に悩みましたが、知人からカンボジア工科大学の試験を受けるよう勧められました。その結果、試験に合格し、同大学で電気工学を学びました。在学中、企業でエンジニアとして働き、学費を賄いました。そして2022年に電気工学の学士号を取得しました。
卒業後は日本企業で車の部品を開発するデザイナーとして就職しました。この仕事はやりがいがあり、給与や残業代も良かったですが、通勤距離が遠く、通うのが大変で悩んでいました。そんな中、母からSHAREの求人情報を聞きました。当初、私のスキルとは異なる仕事だったので応募をためらいましたが、父の農場の手助けをする必要もあり、SHAREに応募しました。
その後SHAREから内定をいただき、7月から勤務を開始しました。初日は仕事を理解するのが難しかったですが、村で何度も実践するうちに慣れていきました。仲間も親切で温かく迎えてくれました。慣れると前職よりも仕事がやりやすく感じ、村での業務を通じて多くの人々や子どもたちと接することができました。
こんにちは!私の名前はEar Sreyrothです。23歳で、現在プレアヴィヒアに住んでいます。姉が2人います。
2022年にプレアヴィヒア州のチェアシム・トゥベン・メアンチェイ高校を卒業しました。その後、2023年に3ヶ月間のコンピュータ基礎(Microsoft Word、Excel)と7ヶ月間のサービスコンピュータの講座を修了しました。また、現在カンボジア科学技術研究所(ISTC)で会計学を学んでいます(2023年~現在)。この学びを通じてPCスキルを身につけましたが、職務経験はありません。
私は、カンボジアの子どもたちやその養育者が心身ともに健康な生活を送れるよう、一次医療のアプローチを通じて支援したいと考え、SHAREに入りました。このプロジェクトは、自分自身の成長にもつながる大切なもので、以前の私は人前で話すことに消極的で自信がありませんでしたが、SHAREの活動を通じてさらに改善していきたいです。
SHAREでの仕事を始めて3ヶ月が経ちました。初日は人前に出る緊張から難しさを感じましたが、業務を繰り返すうちに慣れていきました。一緒に働くスタッフたちは非常に親切で温かく迎えてくれました。仕事を通じて地域の人々や子どもたちと接する中で、自分自身も成長していると感じています。
以上となります。
皆さん、二人の自己紹介に共通することがあります。お気づきでしょうか。
二人とも家族構成について話してくれていました。日本では「自己紹介をして」と頼まれても、なかなか家族構成まで伝えることはあまりないと思います。
カンボジアは家族のつながりが強く、大切にする文化があります。自己紹介で二人とも家族について紹介をしていたのは、そのことが理由にあると考えます。
カンボジアの文化が垣間見え、私が去年、プレアビヒアを訪れたときのことを思い出し嬉しくなりました。
とても若くフレッシュな二人が、今後さらに活躍していくのが楽しみですね!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
東京事務所 海外事業インターン
今泉
シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。