現地スタッフ紹介
こんにちは。今年の4月よりシェア東京事務所のインターン生としてお世話になっております、今泉と申します。
さて、今月のブログでは、カンボジア事務所に新しく4月より入った、シニアファイナンスアドミ二オフィサーのチャイの紹介をいたします。
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女性子ども委員会でのミーティング
みなさん、こんにちは。自己紹介させていただきます。
私の名前はChhayrorn Kornです。30代後半で、出身地はトボン・クムン州です。2010年にプノンペンのビルドブライト大学で経営学士号を取得しました。専攻はファイナンスと銀行業界です。これまで、いろんな業界の企業や多くのNGOで経験を積んできました。主に、会計、財務、および管理関連の仕事に従事してきました。
SHAREに入った理由は、仕事を通じて、カンボジアの発展に貢献したいという思いがあったからです。SHAREは非営利団体として、支援が必要な弱者や困窮者へのサポートを行っています。私はSHAREの健康を守る活動や子供の栄養に関する取り組みにかかわりたいと思っています。この分野でのSHAREの取り組みは家族の健康と幸福度を高めて、カンボジアのポジティブな成長に貢献していると思います。
毎日、プログラムチームの予算チェックを行っています。これは、財務担当者が作成した会計記録を確認し、会計コードが正しく使用されているかを確かめる作業です。また、財務担当者と共に現金のカウントを行い、スタッフの出張手当を確認し、給与の準備もしています。カンボジアと東京のスタッフと連携し、プレアヴィヒア州の公衆衛生部門との契約書の作成や、外務省や税務局と協力して電子申告システムを通した書類の準備も行っています。さらに、とりわけ離乳食(JOTC)や包括的乳幼児健診(IGMS)のプロジェクトのために村を訪問しています。
私の仕事で特にやりがいを感じるのは、村を訪問することです。多くの親が子どもを集会所に連れてきて、体重を測ったり、年齢に応じた栄養たっぷりの食事の作り方を学んだりする姿を見ます。その結果、健康な子供たちが増え、親たちの子どもの栄養に対する理解が深まっているのを感じています。
副州知事や地区役人、コミューン役人、村役人との会議では、SHAREが信頼でき、カンボジアの社会に貢献しているNGOとして認識されていることを感じます。現地スタッフと日々多忙なカウンターパートが密に連絡を取ることが難しい場面にも直面しますが、シェアの職場は皆フレンドリーでなんでも相談しやすい雰囲気があり、協力的で励まし合う環境があります。またSHAREは地域社会を効果的に支援している国際的なNGOであり、コミュニティに根差した子ども栄養プロジェクトを通じて大きな成果を上げていると感じています。カンボジア人として、これらの課題に取り組み、SHAREのさらなる成功に貢献できることを楽しみにしています。
最後に、スタディツアーについてお知らせです。
2024年8月19日(月)~24日(土)に、カンボジアスタディツアーを実施します。 このツアーでは、州病院、保健センターの訪問、乳幼児健診、離乳食教室の見学をし、カンボジアの母親や子どもたちの健康を守るための活動に触れ、現地の課題や取り組みについて学ぶことができます。チャイが言っていたように、村に実際に足を運ぶことで、乳幼児健診における子どもたちの課題や、どのように養育者たちが離乳食の作り方を学び、実践しているのかを感じることができます。
さらに、アンコールワットをはじめとするカンボジアの文化や歴史も堪能できる充実したツアーとなっています。
このツアーは、カンボジアの母子保健や国際協力に興味ある方におすすめです。学生の方、語学に自信がない方、保健医療の分野で働いた経験がない方も大歓迎です!
この夏、カンボジアの母子保健の現状を知り、国際協力について学んでみませんか?
詳細、お申し込みは以下のページからお願い致します。
最後に、本ブログ執筆にあたって写真や情報を提供してくれたチャイに感謝いたします。
東京事務所 カンボジア事業
インターン 今泉
シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。