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母子保健の問題を皆で話そう!村のキーパーソン会議

  • 保健医療アクセス改善
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  • 東ティモール事務所 フィールドオフィサー オクタビオ・コルテ‐レアル(Octo)
母子保健の問題を皆で話そう!村のキーパーソン会議

皆さん、こんにちは!明けましておめでとうございます。
2023年も、皆さんにとって良い年となりますように。
年が明けて、皆さんのお仕事はいかがですか?
今月は、私、オクトが、去年の最後に行った村のキーパーソンとの会議について共有しようと思います。
少し時を遡りますが、インターンでシェアに来ている堀内好恵さんも村での活動をインターンブログとして共有していますので、併せてお楽しみください。(ご興味がある方はこちらもどうぞ↓)

東ティモール事務所インターンブログ「ロロサエ ティモール #3」

アタウロ県でのキーパーソン会議の様子「村全体で妊婦さんを支えよう!」が合言葉

母子保健の問題を自分事と捉えてもらうために

村のキーパーソンと聞くと、皆さんは誰をイメージしますか? 私たちは村のキーパーソンと呼ぶとき、村で住民のリーダーのような存在の人たち(村長、集落長、ヘルスポスト勤務の医療者、学校の先生、教会関係者、ヘルスボランティアなど)を指します。 今回開いた村のキーパーソン会議の目的は、大きく分けて2つです。

  1. キーパーソンが、村で起きている母子保健とCOVID-19の問題を認識する
  2. 母子保健、COVID-19の問題について協議し、状況を打開するアイディアを考える

これまで、村のキーパーソンたちが集まり、村で起きている保健の問題について協議する機会はなかなかつくられてきませんでした。彼らと問題を共有して協議することで、彼らから住民、特に妊婦さんに、保健施設にアクセスするように促してもらうこと、そして、彼女たちが行動変容(妊婦健診に行くようになること、そして分娩施設での出産を選択すること)を起こしてくれるようになること…それがこの活動の長期的な目標です。

問題を共有してアイディア出しをするキーパーソンたち