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続編!女性子ども委員会による活動のコーディネーションへの働きかけ

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続編!女性子ども委員会による活動のコーディネーションへの働きかけ

こんにちは。カンボジア事務所の溝口です。

先月のブログでご報告した通り、今年の活動ひとつである「女性子ども委員が保健センタースタッフや保健ボランティアと包括的乳幼児健診をコーディネートする」ことに取り組んでいます。

先日のブログでお伝えした打ち合わせの後に、改めて郡副郡長と今後の活動のコーディネート・実施が女性子ども委員のスタッフによって行えるようになるためのワークショップ、その準備のための打ち合わせを実施しました。

ワークショップには、女性子ども委員をはじめ、コミューン長、各コミューンの予算を管理する出納係が出席しました。カンボジアでは6月にコミューン選挙が行われていたので、今回の選挙で新しく女性子ども委員や、コミューンのメンバーとなった人もいます。シェアとしては、新しいコミューンの顔ぶれを見る初めての機会となりました。

【写真1 ワークショップの様子】

ワークショップ全体のファシリテーターは、副郡長や郡女性子ども委員が務め、シェアは改めてエンドライン調査の結果を改めて見せながら、それぞれの地域の子どもの栄養状態への理解を促しました。昼食後には、2023年の活動計画、予算金額についてそれぞれのコミューンで話し合いを行いました。既に子どもの健康増進活動に関わる活動を年間計画に盛り込んでいるコミューンもあり、スムーズに計画を模造紙に書き込んでいるコミューンもありました。

【写真2 年間計画を作成】

活動の計画はできたとしても、活動のコーディネーションができるようになるのが、この中で大事なことです。具体的には、女性子ども委員が保健に関わる活動をどうやったらコーディネートしやすくなるのか、女性子ども委員一人ひとりが考えることが求められています。保健センターとの調整ができると自信を持っている女性子ども委員もいれば、そうでない委員もいるようです。次回の打ち合わせでは、保健センタースタッフも交えながら、こうした不安の一つひとつが解消されるよう、丁寧な議論を進めていく予定です。

カンボジア事務所駐在員 溝口 紗季子

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