【ブログ】企業ボランティア実施報告:楽天グループ株式会社様/福岡支社 ≪切手整理ボランティア≫
こんにちは。シェア支援者サービスの吉野でございます。
2025年9月25日(木)、楽天グループ株式会社様/ 福岡支社(以下、楽天グループ様)にて、企業ボランティアを実施させていただきました。
楽天グループ様とは今回が初めての協働となり、私たちシェアにとっても新しい学びと素敵な出会いをいただく、貴重な機会となりました。
ここでは、ほんの少しではありますが、当日の活動の様子をご紹介させていただきます。
はじまりは楽天グループ様ご担当の竹元様から届いた一通のメールでした。
「100名規模のボランティア活動を希望していますが、実施は可能でしょうか?」――その一文に、思わずスタッフ全員が目を見合わせました。
しかも、実施方法はこれまでにない新しいスタイル。
第一部は11:00〜14:00、第二部は17:00〜19:00の時間帯で、参加者が自由に出入りできる形式とのこと。
法人担当チームとボランティア担当チームのスタッフ一同、
「100名?!しかも自由参加?!」と、驚きと少しの戸惑いの中から企画がスタートしました。
事前の打ち合わせでは、今回が初めてのご縁ということもあり、まずは私たちシェアの事業内容や、これまで行ってきた企業訪問型のボランティア活動についてご紹介させていただきました。
一方で、楽天グループ様からも現在取り組まれているボランティア活動の内容や想いをお聞かせいただき、互いに情報を共有しながらイメージを膨らませていきました。
そして、楽天グループ様の目標である「100名が気軽に参加できるボランティア」を実現するために、当初ご検討されていた“ぬいぐるみワークショップ”よりも、シェアが今期から試験的に導入していた「使用済み切手整理ボランティア」の方が、より適しているのではないかという話にまとまりました。

「使用済み切手整理ボランティア」は、これまでシェア東京事務所で行っている“火曜(通う)ボランティア”の皆さまを中心に取り組んできた活動です。
今年度からは、新たな試みとして企業ボランティアのメニューにも試験的に導入しました。
これまでの実施は30〜40名規模でしたが、今回はその倍以上となる参加人数に加え、自由参加型という新しい形式。
これまでにないチャレンジに、スタッフ一同「果たしてしっかりと先方のご期待に応えられるだろうか」と、不安と緊張の気持ちでいっぱいでした。

しかし、蓋を開けてみると、実際には予想を超える盛り上がりを見せました。
参加者の皆さまは、普段交流の少ない部署や関連会社の方々とも積極的にコミュニケーションを取り、切手の切り方を教え合ったり、珍しい切手を見せ合ったりと、和やかな雰囲気の中で作業を進めてくださいました。
特に、切手整理ボランティアでおなじみの「お宝切手(未使用切手)」が見つかると、そのテーブル全体が歓声に包まれ、大いに盛り上がりました。
楽天グループ従業員の皆さまが、楽しみながら主体的にボランティア活動に取り組む姿勢に深く感銘を受けました。

最終的には、参加者100名という大きな目標を見事に達成し、楽天グループ様での企業ボランティアを無事に終えることができました。
この成功の大きな要因は、従業員の皆さま一人ひとりのボランティア活動への高い意識、そして何よりも、ご担当の川那様と竹元様が「楽天グループ内にボランティアの風土を根付かせたい」という強い想いを持って取り組まれていたことにあると感じています。

今回、楽天グループ様とご一緒させていただく中で、NPOなどの団体とはまた違った視点から、ボランティア活動の運営を拝見することができました。
ボランティアというと、「興味のある人が自主的に参加するもの」というイメージがあります。それも素晴らしい参加の形だと思います。
一方で、主催者の皆さまが積極的に働きかけることで、「背中を押されて参加した」という方が、これまで気づかなかった小さなことの中にも社会貢献があると感じてくださる。
そして活動を終えたあとには、みなさんが笑顔で帰っていかれる――。
そんな光景を目の当たりにして、社会貢献のかたちは本当にさまざまなのだと、あらためて感じました。
そして何より、エネルギーにあふれた楽天グループの皆さまとご一緒できたことが、とても楽しく、貴重な経験となりました。
ご協力くださった皆さま、そしてご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
今後も楽天グループ様、そして川那様、竹元様とご一緒できる機会を心待ちにしております!今後ともよろしくお願いいたします。

先方担当竹元様(左)、先方担当川那様(右)、シェアスタッフ吉野(中央)

文責:東京事務局 支援者サービス
吉野達夫
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