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~シェアカンボジア事務所の活動を見学して~

  • コミュニティにおける子どもの栄養改善プロジェクト
  • カンボジア事業
  • 東事務局カンボジア事業 有満麻里
~シェアカンボジア事務所の活動を見学して~

こんにちは、カンボジア事業の有満です。
本日は、カンボジア現地事務所で活動を見学して下さった今泉さんの現地体験をご紹介いたします~!

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始めまして、昨年12月にカンボジアの現地事務所で活動を見学させていただきました、今泉と申します。

看護師経験を経て、現在は公衆衛生学の大学院に在籍しています。私は元々東南アジアの子どもと女性の健康支援に関心がありました。シェアの活動を知り、現地を訪問させていただけないか尋ねたところ、訪問を快く受け入れてくれてくださいました。スタッフの皆様には感謝しています。今回は、私が現地で感じたことや学んだことを共有させていただきます。

現地の職員と一緒に。ミーティングの際に通訳をしてくれたり、 美味しいカンボジアのお菓子をくれたりと、とてもお世話になりました。

現地の職員と一緒に。ミーティングの際に通訳をしてくれたり、美味しいカンボジアのお菓子をくれたりと、とてもお世話になりました。

一番の学びは、シェアが現地の視点に立ち、地域住民が自ら健康を守るよう支援していることです。離乳食の定着が難しい、栄養補助食品の受け取りが途絶えがちなど、多くの課題があることを学びました。これらの解決には、地域の生活、文化、信条への深い理解が不可欠です。

例えば、プレアビヒア州の農村部では、多忙な農業従事者が多く、離乳食の準備に時間が割けない、そもそも一回の食事量が少なく、食事の多くを一家の大黒柱である父親が食べてしまい、母と子が食べる食事の量がさらに少ないこと、保健センターへのアクセスが困難で栄養不良の子をもつ親が栄養補助食品をセンターまで受け取りに行くことが途絶えてしまうこと、また、栄養補助食品には現地の人があまり摂取しない乳製品が含まれており、現地の子どもや親にとって受け入れにくい食品であること等、問題があることを学びました。

これらの課題に対応するため、現地の人たちが手に入りやすい食材で作れる離乳食のレシピを開発し、女性子ども委員会のスタッフや保健ボランティアが母親たちにその作り方を伝えています。そして、保健ボランティアが栄養不良の子どもがいる家庭を直接訪問し、栄養補助食品を配布する取り組みや、食品を現地の人々に受け入れられやすいものに変更する提案をカウンターパートの人たちと話し合われていました。また、今後は家族全員が子どもの栄養に関心を持つよう、父親や祖母への啓発活動も行っていく予定です。

このように課題がたくさんあることを学びましたが、カンボジア人はとても家族思いであることが強みだと思います。カンボジア人の学生スタッフが「今泉さんは何人家族なの?」「どれぐらいの頻度で両親に会っているの?」ととても興味津々に聞いてきてくれました。その学生スタッフはお休みの度に実家に帰り、家族と過ごす時間を大切にしているとのことでした。日本では、少なくとも私の周りでは、このような家族に関する会話を友達とすることはあまりありません。これはカンボジアならではの強みであり、家族間の精神的な支え合いができることで、子どもや家族の健康習慣を確立していくことにつながると感じました。

訪問最終日にスタッフの皆さんと一緒に。とてもお気に入りの写真です。

訪問最終日にスタッフの皆さんと一緒に。とてもお気に入りの写真です。

このように、現地の問題の根源に着目し、現地のスタッフや関係機関と連携し、現実的、長期的に女性子ども委員会、保健ボランティアなどの現地の人たちが実現可能な方法でプロジェクトに取り組まれていました。このような学べる機会をいただき、本当に感謝しています。さらなるプロジェクトの発展とカンボジアの子どもたちの健康をお祈り申し上げます。

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文責:カンボジア事業 有満麻理

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