仲佐 保
代表理事
シェアは、1983年から国際保健NGOとして、エチオピアの飢餓被災民の緊急援助から始まり、 その後、プライマリ・ヘルス・ケアという、地域の人々の自立と健康を目的に、 カンボジア、タイ、南アフリカ、東ティモール、日本での活動を継続してきました。
私たちシェアの一つの特徴は、海外での活動だけではなく、取り残されそうな人々のための活動として、 在日外国人への支援も継続してきたことです。
多くの支援のもと、本年8月に40周年を迎えることができました。
この中で、タイのように経済成長をし、私たちとともに活動をしてきた保健医療従事者らが自分たちの国の保健医療の 提供をできるようになっている国もあります。
カンボジア、東ティモールでも、母や子どもの死亡率も減少してきました。 半面、相も変わらず、貧しい人は、さらに貧しくなり、状況が悪化している地域もあります。
さらに、 コロナウイルス流行という感染症災害、ウクライナにおける戦争災害という2つの災害が世界中を苦しめています。
このような時こそ、シェアが取り組んできた「すべての人に健康を」のための活動の重要性は高まっています。
現在も、シェアは東ティモールとカンボジアの母親と子どもたち、そして日本で苦しんでいる在日外国人のための「寄り添う活動」を継続しています。
今回、40周年記念ページで、これまでのあゆみとこれからのシェアを皆様と分かち合います。
引き続き、皆様のご支援よろしくお願いします。
2024年1月
シェア代表理事 仲佐 保
シェアは、いのちを守る人を育てる活動として、保健医療支援活動を現在
東ティモール・カンボジア・日本の3カ国で展開しています。