
子どもがお母さんのお腹にいる頃から、
生まれて2歳になる頃までは「はじめの1000日」と言われています。
人間の脳は、一生の中でこの時期に最も発達します。この時栄養が不足したり、
暴力や虐待にさらされたりすると、子どもの脳は適切に発達できません。
子どもの「見えない飢餓」も深刻です。がりがりに痩せていなくても、
食事の量は足りているとしても、必要な栄養が不足しているかもしれません。
慢性的な栄養不足は知能の遅れや虚弱体質を招きます。
年の割に小柄で幼く見える子どもにも、危機感を持つ必要があります。
カンボジアや東ティモールなど、シェアの活動地では、
栄養不良の深刻さがあまり理解されていません。
「見えない飢餓」を見つけるために、シェアは今年も乳幼児健診を続けています。
そしてお母さんたちに「はじめの1000日」がいかに大切か伝えていきます。
この夏もシェアの活動のために、どうかご協力をお願いします。
「天の川募金」は下のいずれかからお願いします。
母と子の「はじめの1000日」のために。たとえばこんなことができます。