※東ティモールにおける洪水の被害について
4月4日未明から強風と大雨を伴う熱帯低気圧の接近により、東ティモールとインドネシア東部では大規模な洪水が発生しました。
ディリでは広範囲が浸水したほか、濁流によって道路や家屋が崩落し、27名の死者が出ています(4月6日現在)。
幸い当会関係者の人的被害や当会事務所建物の被害はありませんでしたが、活動地であるメティナロ郡でも浸水が起き、アタウロ島では暴風による被害も発生しています。またディリ市内においても停電や断水が起きています。市内には12カ所の避難所が設けられ、数千人が避難しています。
3月からは新型コロナウイルスの市中感染がディリ市内においても確認され、感染が広がり始めたなかでの災害発生となり、避難所の密集における感染の拡大が懸念されます。
このような状況のなかで、当会として何かできることがあるか、現在、現地のニーズを調査しています。本件に関し、追って皆様にご寄付をお願いする場合には、ホームページ上でお知らせいたしますので、何卒宜しくお願いいたします。
左:SHARE東ティモール事務所
右:洪水で割れた道路
左:洪水で割れた道路
右:街の様子