
5歳までに亡くなる子どもの2人に1人が栄養不良だと言われています。
医療が十分に受けられないカンボジアの農村で子どもたちの命を守るため、シェアは2008年からカンボジアのプレイベン州で乳幼児健診への協力を行ってきました。健診により栄養不良の子どもを見つけ、家族へのカウンセリングと保健教育を行って、日常の食事やケアを改善していく、そして、また健診に来て、体重が増えているか確かめる。それを根気よく続けることで、栄養不良児率が10%減少しました。
乳幼児健診によって、子どもたちの健康が守れることが分かったカンボジアの人びとは、自分たちで健診活動を行うようになり、現在、3分の2の村で自立した健診が行われています。プレイベンの人びとが自らの力で子どもたちの健康が守れるようになるまで、もう1年継続した支援が必要です。しかし、10年近くかけて人を育てるプロジェクトには資金が得られにくくなり、カンボジアで活動を行うための資金が不足しています。
今こそ、市民のみなさまによるご寄付が活動を支えます。
活動を中断させないため、ぜひ、カンボジア子ども募金へのご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
カンボジアプロジェクトへの募金は下のいずれかからお願いします。


写真(左):乳幼児健診に訪れた子どもとおばあちゃん。
写真(右):乳幼児健診で、母親に栄養や離乳食について伝えるシェアのカンボジア人スタッフ。