2011年3月11日の東日本大震災において、シェアは緊急支援を実施しました。宮城県名取市では地元医療機関が行う24時間診療のサポートをメインに医療活動を行いました。その後、津波火災被害が深刻だった気仙沼市に活動拠点を移し、地域の医師、ケアマネジャー、行政の人びととともに、巡回訪問による健康相談を9月末まで行いました。6ヶ月に亘る緊急支援について、シェアスタッフだけでなく地元の医師・福祉事業者・行政職員が執筆することで、震災時の支援を被災地の人々がどう捉えたのか、また、彼らがどういう状況だったのかを伝えています。
『東日本大震災緊急支援NGOシェアの保健医療活動報告書
ー地域・行政・NGOが手を携えて歩んだ、6カ月の記録ー』
価格:1,200円(税抜)
体裁:A4、164ページ
<目次>
第1章 名取市における緊急医療支援活動 ・・13
第2章 気仙沼市における保健支援活動の背景と物資・機材支援・・27
第3章 気仙沼市における保健支援活動・・37
第4章 気仙沼市の地元関係者からの報告 ・・77
第5章 活動を共に支えた主な支援団体からの報告・・105
第6章 現地の活動を支えた東京事務局・・121
編集後記・・135
資料・・137
2014年5月28日