シェアは、第5回沖縄平和賞受賞を記念し、その贈賞理由であるプライマリ・ヘルス・ケアのアプローチと住民参加の保健医療における重要性を、より広く日本社会に知らせていくことを目的に、シンポジウムを開催します。
基調講演には、沖縄出身のフリージャーナリスト山城紀子氏をお招きし、沖縄の在宅福祉や医療の現場に根差した長年の豊富な取材経験に基づいて、当事者主権や、高齢者、障がい者など社会的弱者が安心して暮らせるコミュニティのあり方についてお話しいただきます。
パネルディスカッションでは、「NPO/NGOがつなぐ、地域づくりと保健・福祉」と題して、保健・福祉の分野において、当事者が主体となって取り組むことの必要性や、住民とともに健康な地域づくりを行うことの大切さについて、またNPO/NGOの役割について討議を深めます。
基地問題や離島への医療福祉サービス課題を抱える沖縄、甚大な震災被害をこうむった宮城県気仙沼、母子保健などの基礎的保健サービスが不足するカンボジアの農村、それぞれの直面する課題や取り組みをもとに議論を行い、市民社会のあり方を模索します。
私たちの"いのち"を支える保健・医療・福祉について考え、行動するために、ぜひご参加ください。
【日 時】 平成23年10月1日(土) 14:00~17:30(13:30開場)
【場 所】 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1011教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
会場アクセス:
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【参加費】 無料(要申込)
※申し込み方法などその他詳細は、下記ウェアウェブサイトでご確認ください。
関連ページ:沖縄平和賞受賞記念シンポジウム
2011年8月23日