シェア代表本田徹の新著『人は必ず老いる。 その時誰がケアするのか』が、角川学芸出版より発売されます。出版を記念して、グローバルフェスタにて本田徹トークイベント(10月5日(日))を行います。
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内容紹介
仕事も身寄りもなく一人で生きる高齢者をサポートする「超高齢社会の縮図―東京・山谷」。そこでの画期的な地域連携型ケアネットワークを通じて、誰もが必ず経験するであろう他人事ではない【老後の現実】を考える。
著者 本田徹 について
1947年愛知生まれ。医師。日本国際保健医療学会理事。北海道大学医学部卒。青年海外協力隊の医療ボランティアを経て、83年、NGOシェア(国際保健協力市民の会)設立に参加。東ティモールなど世界各地での地域医療プロジェクトに関わる。平行して山谷の無料医療施設「山友クリニック」での医療ボランティア活動を行う。2013年6月、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演し、大きな反響を呼ぶ。現在、台東区の浅草病院やNPO山友会で地域保健医療に従事。
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経歴、著書、ブログ
出版記念トークイベント
グローバルフェスタ(国内最大の国際協力イベント)にて、本田の出版記念トークイベントを行います。
日時:10月5日(日)16時30分~17時
場所:日比谷公園(東京都千代田区) ホワイトエリア活動報告ブース
もくじ
はじめに 超高齢社会の縮図「山谷」のいま
第1章 山谷に辿りついた「普通」の人々
・ギャンブル、夜逃げ、がん―絶望した男の安住の地
・チュニジア帰りの風変わりな医師が山谷を訪れるまで
第2章 支えられるマイノリティと支えるマイノリティ
・統合失調症のホームレス者の居場所づくり
・アメリカからやって来た、心温かきシスター
・誰より山谷を愛するカナダ出身の宣教師
第3章 路上に追われる高齢弱者
・半身麻痺で施設からほうり出された男の放浪物語
・モラトリアム青年がホームレス支援に取り組む
・山友クリニックを支える若きクリスチャンの看護師
第4章 「孤族」を支える地域ケアネットワーク
・自分の家で死ぬことを望む「孤族」の女性
・山谷で初の訪問看護ステーションを立ち上げた女性
第5章 超高齢社会の脱出口とは?
終章 超高齢社会の希望、プライマリ・ヘルス・ケア
あとがき