シェア支援者のみなさま
平素よりシェアの活動にご理解、ご協力をいただき誠に有難うございます。
被災地はいまだ余震が続いており被災されたみなさまは大変不安な日々を過ごされておられます。心よりお見舞い申し上げます。
シェア理事(仁科医師)が4月30日から5月1日の3日間現地で「コムスタカ」の活動のモニタリング、調査を実施致しました。
【今回の派遣の目的】
先週ホームページ等で現地のNGO「コムスタカ」を推薦する募金先として、ご紹介させていただきました。
このお知らせに沿って、今回の仁科医師派遣の目的は以下の通りでした。
①「コムスタカ」を訪問し、実際の活動状況を現場で見せていただき、その状況をみなさまにご報告すること。
②住民の避難生活が長期化する中で、保健医療の面での支援を検討している現地の団体に対して間接的な支援の方法があるかを検討すること。
【ご報告】
①4月30日に熊本市国際交流会館を訪問。「コムスタカ」の中島氏から活動状況の説明を受けた。同会から事前に伺っていた通り、避難所で外国人にも配慮をした炊き出しの実施、被災し住居を失った外国籍住民の生活再建のための相談等、きめの細かな支援活動を行っていることを確認。
②被災地の中規模避難施設を運営している現地民間団体に対して、急性期を過ぎた後の被災住民の健康を保持するための活動例としてシェアの過去の経験を情報提供。今後の活動次第では引き続き情報提供やネットワーク面での支援を行う可能性があることについて伝えた。
3日間という短い期間の訪問でありましたが、大変な状況にもかかわらず温かく迎えてくださった「コムスタカ」、「菊池養生園」、「熊本YMCA」他関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。
事務局長 岩崎 守
<ご参考:4月27日の支援者のみなさまへのお知らせの骨子>
熊本地震に伴う震災へ募金を考えて下さっている方のために、シェアは「コムスタカー外国人と共に生きる会」を募金先としてご紹介させていただきます。
「コムスタカー外国人と共に生きる会」は、1985年以来外国人の支援に取組んで来た熊本の地元NGOです。
活動は、無料人権相談、生活自立支援から講演・政策提言まで幅広い実績があり、シェアも病気になった九州地方在住の外国人の相談で協力していただいた経験があります。
今回の震災でも、熊本市国際交流会館に開設された外国人向け避難所の情報をいち早く多言語で発信し、そこに集まる外国人や在宅の外国人などへ支援を行っています。
コムスタカの情報です。
http://www.geocities.jp/kumustaka85/intro.html
団体紹介です。
http://www.geocities.jp/kumustaka85/JAboutUs.html
<コムスタカHPより>
外国人の被災者支援や炊き出しなどのための費用の寄付を求めています。
新たな専用口座を作るゆとりがなく、寄付金の送付先を、コムスタカー外国人と共に生きる会の会員や寄付の送付先口座を利用することにしますが、ご送金いただける方には通信欄に(地震)被災者支援のためなどの明記をお願いいたします。
郵便振替口座番号 01970-4-26534
郵便振替口座名 コムスタカ
コムスタカのご支援のほどなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
以上