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(認定)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会 シェアは、保健医療を中心として国際協力活動を行っている民間団体(NGO)です。

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[カンボジア洪水]被災地域に対し食糧・医薬品の配給、健康診断を実施(第4報)

シェアは2011年10月26日、浸水被害を受け生活に影響が出ているにも関わらず支援が届いていなかったプレイベン州スバイアントー郡バンティエイ村の63家庭に対し食糧・医薬品・衛生用品を支給しました。また、衛生状況の悪化により健康が危惧されている村人に対し、健康診断及び、「衛生」についての保健教育を行いました。

洪水被害を受けている家庭への物資支援
米15kg、石鹸1個、塩素16錠(1錠=通常20~25リットルの水の浄化。汚水の場合はより多く必要)を各家庭(全63家庭)に支給しました。
バンティエイ村住民への無料健診
体温、脈拍測定、診察を行い、薬(抗菌剤軟膏、解熱剤、抗生剤)を支給しました。咳や発熱等の症状に続き、皮膚感染症が多く見られました。
*支給した塩素は保健省から配布されたもの。当日の健診では郡保健局/保健センターからも解熱鎮痛薬、錠剤、抗生剤、錠剤等の薬を調達した。

居住地域における冠水は徐々に引いている一方田んぼの被害は大きく、今後数カ月~半年にかけて食べる米が得られない、という世帯が多く出る可能性があり、長期的な支援が求められています。

カンボジア洪水2011年カンボジア洪水2011年 カンボジア洪水2011
写真(左):支援物資を受け取る村人。
写真(中央):集まった子どもたちの診察を行うシェアスタッフ。
写真(右):診察を行う郡保健局スタッフ。

カンボジア洪水2011カンボジア洪水2011 カンボジア洪水2011年


写真(左):診察に並ぶ女性と子どもたち。
写真(中央):感染症などの予防のために、衛生に関する保健教育を行うシェアスタッフ。
写真(右):汚染された水による皮膚の感染症。

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写真(左):浸水被害を受けたバンティエイ村。
写真(中央):浸水した家屋。高床式の家屋では、床下で炊事、洗濯、機織などするなど、重要な生活の場である。浸水により、生活用水である水を貯める、水がめを置くこともできない。
写真(右):浸水した村を歩く少年。

カンボジア洪水2011年
写真(左):村の被害状況について、1軒、1軒マッピングして確認するシェアスタッフと村人。


2011年11月2日
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