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(認定)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会 シェアは、保健医療を中心として国際協力活動を行っている民間団体(NGO)です。

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東ティモール

東ティモール

1999年8月30日、東ティモールの人々は「独立」を選びました。しかし、喜びも束の間、独立反対派の民兵等によって学校や診療所など、ほとんどの公共施設が破壊されてしまいました。さらに、大半の医師が出国してしまい、結核やマラリアで多くの人々が苦しんでいても、治療を受けられず放置される状況が続いていたのです。そんな中、シェアは2000年から東ティモールで活動を開始し、保健ボランティアの育成や保健教育の普及などに取り組んでいます。


初等教育過程における保健教育推進プロジェクト

プロジェクト概要
学校保健の浸透へ、他校に波及する活発な保健活動

人口 115 万人の半数が 19 歳以下という、東ティモール。独立後 12 年が経った今なお、子どもたちを取り巻く環境は厳しく、下痢や肺炎などの予防可能な病気が原因で亡くなる子どもも少なくありません。健康で豊かな未来のた めには、学童期に病気を予防するための正しい知識や習慣を身につけること が大切です。
シェアは 2007 年から、エルメラ県で保健及び教育行政と共に、学校保健を 担う人材の育成や仕組みづくりに取り組んできました。2013 年からは首都 のあるディリ県でも、学校保健活動を行っています。


活動目的

学校での保健教育を通じて、児童及びコミュニティが適切な保健行動をとることができるようになる。


地域

エルメラ県5郡(人口12万5千人)ディリ県2郡(全人口26万6千人)


対象者

エルメラ県 127 校、ディリ県 97 校、教師 189 名、 校長 224 名、学校保健トレーナー 84 名、児童生徒



活動内容詳細
活動ブログ、特設サイト

ブログ「国づくりとともに歩む、学校保健プロジェクト」

特設サイト「手を洗うことの大切さは知っています。でも、水がありません。」

特設サイト「世界で一番子どもの割合が多い国、東ティモール。でも、5歳以下の4人に1人が栄養不良です。」

特設サイト「日本では当たり前の身体測定、東ティモールでは2014年に始まったばかりです。」

保育教育ができる人材育成のための研修、保育教育が実施できる人材を育てたい

エルメラ県のコミュニティレベルで中心となって住民に保健教育を行うことができる人材育成を目的とした「保健教育者養成研修(Training of Trainers: TOT)」を行っています。研修の対象は、保健スタッフや小学校の先生、地域リーダー(*1)などの地域の住民からの信頼を受けている人々で、これまで253名がこの研修を受講しました。
この研修はカウンターパートであるエルメラ県保健局との共催という形をとり、講義だけではなく、住民にわかりやすい参加型の劇やゲーム、歌、クイズなどをふんだんに取り入れた保健教育が学べるようになっています。また研修の中で、実際の保健教育の計画の立て方なども練習するので、研修を受けたらすぐにそれぞれの地域に戻って、村人対象に保健教育を実践できます。
研修の内容は、対象者によって研修の目的や教え方などは異なりますが、共通して5つのセクションをカバーした3日間の集中コースとなっています。

1. エルメラ県に多い13(*2)の疾病の症状、予防、ケアについての講義
2. 保健教育の理論、技術、方法についての講義
3. 寸劇、歌、ゲームなどを用いた保健教育のデモンストレーション
4. シェアが開発した教材の使い方と練習
5. 保健教育の計画とモニタリングの重要性についての講義と実践

*1 教会グループのリーダー、女性グループのリーダー、ローカルNGOスタッフ、コミュニティポリスなど
*2 マラリア、妊娠、貧血、栄養失調、結核、結膜炎、皮膚病、下痢症、歯磨き、寄生虫、予防接種、風邪、ヨード欠乏症


ゲームで学ぶ歯みがきのデモンストレーション劇を使って
写真(左):ゲームを使いながら栄養について学んでいるところ。
写真(中央):手作りの歯の模型を用いて歯みがきのデモンストレーションをしているところ。
写真(右):妊娠中に注意しなければいけないことを劇を使って教えているところ。

研修参加者のモニタリング・フォローアップ、地域に根づく保健教育を残すために

東ティモールの人々が自分達で保健教育を実践していけるようになるためには、モニタリングとフォローアップが非常に大切です。ですから、私たちは研修を受けた受講生が実際に保健教育を実践してるか、また何人の村人が保健教育を受けたのか、村人達にわかりやすい保健教育ができているか、などを定期的にモニタリングしています。また、モニタリングはシェアが独自で行うのではなく、将来的には県保健局が中心となって進めていくような仕組みにしていきたいと考えており、計画時からどのように協力しながらモニタリングをしていくのか、また保健教育の記録シートの作成なども県保健局と協力しながら作成しました。
モニタリングを行うことにより明らかになった問題点や課題に関しては、シェアが解決するのではなく、あくまでもそれぞれの地域において住民達が自分達で解決できるように促しています。具体的にはフォローアップワークショップなどを開催し、シェアがいなくなっても保健教育が地域に根づくように支援しています。

TOTを受講した地域リーダー.gif 歌コンクールで歌う小学生
写真(左):TOTを受講した地域リーダーに保健教育の実施状況を聞いているところ。
写真(右):保健教育の一環として毎年開催している、学校対抗保健の歌コンクールで歌う小学生たち。


一番大切な資源は「人材」

これからの東ティモールを造っていくのは、東ティモールの人々。ですから、シェアでは東ティモール人スタッフの育成も非常に大切であると考え、ローカルスタッフの能力向上にも力を入れてきました。特に、インドネシア統治時代は自分達で活動の計画を立て、実施するという訓練も受ける機会すら与えられていませんでした。 シェアでは、保健に関する知識の向上だけではなく、それを伝えるための伝達技術や身体表現などの能力向上にも力を入れています。現地にいるリソースパーソンを招いてのトレーニングを実施したり、年に1〜2回ほど日本から専門家を派遣し、トレーニングを実施しています。
例えば2004年6月には看護師でパントマイマーでもある浅沼ちずこさんを招き、パネルシアターのトレーニングを受けました。パネルシアターとは文字通りパネルを使用した1枚の紙芝居のようなもので、そのパネル上で絵を貼付けたり、はがしたり裏返したりしながらストーリーを展開していくものです。浅沼さんにはパネルシアターの絵の描き方から、ナレーションの仕方、絵の貼付け方等、細かく教えていただきました。 また、日々の活動の中でも、日本人スタッフがロジスティックスや報告書作成に関するアドバイス・コメントをする等、On The Job Trainingも実施しています。

パネルシアター作成チームワークのゲーム小児の病気トレーニング
写真(左):パネルシアターを作成しているスタッフ。
写真(中央):チームワークについてのゲームを通して学んでいるところ。
写真(右):シェア代表本田医師が小児の病気などについてトレーニングしているところ。



東ティモールプロジェクトに寄付をする

クレジットカードでのお申し込み
寄付金額(1,000円以上から)を入力し、 手続き画面に進んでください。
皆さまからのご寄付は寄付金控除の対象になります
*現地の保健医療支援にいただいたご寄付の最大20%までを、支援活動を支えるための管理運営費に使わせていただきます。あらかじめご了承ください。
例えば5,000円で、先生のための、保健教育研修3日間(2人)
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東ティモール
3日間の保健教育研修に2人の先生が参加できます。参加した教師は小学校で保健教育を推進する担い手となります。国の方針で学校保健が導入されましたが、学校の現場では先生たちはどように教えてよいのか分からず困っています。定期的にサポートいただくことで、より多くの先生が研修を受けることができ、またフォローアップもすることができます。
ご利用案内
シェア=国際保健協力市民の会へ協力いただきありがとうございます。この「ご利用案内」は当会ホームページ上でのクレジットカードでの入金のご利用方法、お申し込み上のご注意・条件を説明しております。お申し込みの前に必ずお読みください。

1.ご利用いただけるクレジットカードの種類
ご利用いただけるクレジットカードは「VISA」、「MasterCard」です。
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2.決済方法
(1)お申し込みいただきました金額は、各カード会社との規約に基づいて通常のカードご利用と同様にご指定の口座より振替させていただきます。
(2)通常、お振替日はお申し込み日の翌月となりますが、各クレジットカード会社より送付される利用明細などでご確認ください。

3. 領収書の発行と寄付金控除
(1)誠に勝手ながら、各月の受領通知は、各クレジットカード会社から送付される利用明細への記載をもって代えさせていただきます。
(2)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会は認定NPO法人です。税制上の優遇措置が受けられますので、寄付金控除を希望される方は備考欄にご記入いただくか、別途シェア事務局までご連絡下さい。領収証をお送りします。なお、領収証発行日は、クレジットカード会社よりシェア=国際保健協力市民の会への入金日となりますのであらかじめご了承下さい。11月、12月にお申し込みされた募金に関しましては、入金が1月以降となる可能性が高いため、次の年の控除対象となりますのでご注意下さい。
※ 詳しくは「寄付控除のご案内」をご覧ください。

4.個人情報保護について
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(3)送信後にお申し込み内容のご変更や取り消しがある場合は下記お問い合わせ先までご連絡ください。
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