温かく支えうコミュニティを、世界に拡げていきたい|年末年始募金お願いします|シェア国際保健協力市民の会

今、世界で一番子どもの割合が多い国、東ティモール。

ドライバーとして各学校を回るスタッフのアジェさん。6児の父。山岳地域は悪路が多く、目的地に辿り着くのも容易ではありません。時間に正確で、忍耐強いドライバーは活動になくてはならない存在です。 ドライバーとして各学校を回るスタッフのアジェさん。6児の父。山岳地域は悪路が多く、目的地に辿り着くのも容易ではありません。時間に正確で、忍耐強いドライバーは活動になくてはならない存在です。
凄惨な独立闘争を経て、2002年に独立をした国です。
独立闘争では、アジェさんの従兄弟が銃で撃たれ、もう一人は足を折られて殺されました。東ティモール人の間でも憎しみがあり、誰が味方で誰が敵かも分からず、アジェさん自身も殺されそうになったことがありました。
「今、自分達は苦しんでいるけれど、子ども達が将来こんな危険な目に遭うことなく無事に成長して行けるようにすることが、私たちの責務」アジェさんは、そう心に誓い独立闘争時代を生きてきました。ようやく手に入れた平和だからこそ、子どもたちが安心して暮らせる国をつくりたいと、今、シェアのスタッフとして仕事に励んでいます。

平和から生まれた子どもたちが、安心して生きるために

ソクンさんは、ごく普通の村の女性です。これまで保健教育の経験はありませでした。ですが、研修や実践を経て、今では自信を持って村のお母さんたちに健診や家庭でのケアの大切さを伝え、栄養不良の子どものいる家庭への訪問活動を行っています。 ソクンさんは、ごく普通の村の女性です。これまで保健教育の経験はありませでした。ですが、研修や実践を経て、今では自信を持って村のお母さんたちに健診や家庭でのケアの大切さを伝え、栄養不良の子どものいる家庭への訪問活動を行っています。
内戦の影響で厳しい医療状況に置かれていたところから立ち上がってきた国があります。1991年に内戦が終結したカンボジア。当時の乳幼児死亡率は出生1,000人に対して116人(1990年、ユニセフ)。短期間での改善は困難と見られていましたが、国際機関やNGOのサポートにより、乳幼児死亡率は38人(2015年、同)までに改善しました。そこにはやはり、自分たちの暮らす地域を守ろうとする人々の姿があります。村の保健ボランティアのソクンさんもその一人。「以前よりも多くの親子が、乳幼児健診に来るようになった。嬉しいよ」と地域の変化を語ります。
現地の人々を主役にして健康改善に取り組むことがシェアのやり方。東ティモールの学校で、カンボジアの農村で、日本の在日外国人コミュニティで、一人ひとりが地域の健康づくりに参加する手助けをしてきました。

私たちがつくる「健康」と「平和」

「健康を守るということは、
 人間の生活をよくする仕事であり、
 それは人間を幸福にすることであり、
 平和な環境をつくること」
(故若月俊一 佐久総合病院院長)

 一人ひとりが地域の健康づくりに参加していくこと。そしてまた、日本に暮らす私たちがこの国を、この世界をよくしていくために活動していくこと。 私たち、一人ひとりの一歩から。

コミュニティを作っていくのは、私たち一人ひとり

震災でも注目された「コミュニティ」。この「コミュニティ」が温かな効果的なものになるかどうかは、私たち一人ひとりの参加にかかっています。私たちの身近なコミュニティも、途上国の現場も、一人ひとりの参加という点から線、面、と繋がり拡がることができます。 目指すのは、「すべての人の健康」のために。

すべての人が健康で平和に暮らせる世界を

[年末年始募金]へのご協力をお願いします。

あなたの寄付で実現できること

1,000円で・・・

定期的にきれいな水を使える学校は38%です。手洗いステーションを小学校に2カ所つくることができます。(東ティモール)

3,000円で・・・

村でお母さんと子ども(2歳未満)を対象にした離乳食教室を1回実施することができます。参加者15名、材料費含む。(カンボジア)

5,000円で・・・

3日間の保健教育研修に2人の教師が参加できます。参加した教師は小学校で保健教育を推進する担い手となります。(東ティモール)

10,000円で・・・

診療現場で言葉が通じない在日外国人へ、医療通訳を1回派遣できます。年間約200件の依頼に対応しています。(日本)

5万円で・・・

一つの村の健診活動を1年間サポートできます。継続した健診活動により、重度の栄養不良を防ぐことができます。(カンボジア)

40万円で・・・

日本各地のタイ人が参加し、健康を支えるコミュニティリーダー育成のためのボランティア研修を(30名)を開催できます。(日本)

寄付をする

皆さまからお預かりしたご寄付は、日本・海外の保健医療活動に使わせていただきます。
またご寄付の最大20%までを、支援活動を支えるための管理運営費に使わせていただきます。

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(認定)特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5F
TEL 03-5807-7581 FAX 03-3837-2151 E-mail info@share.or.jp

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